否認


否認のご説明

「否認」とは・・・

依存症の方の特性として、言うことに「否認」や「言い訳」が多く見られる傾向があります。

また、家族や恋人も同じような考えの場合は共同して依存の考えを持ち、「否認」や「言い訳」を行ってしまいます。

下記によくある例をあげます。

「自分は大丈夫」という否認の考え方

これは、どういうことかというと、「少々お金を使っても、大きな借金があるわけではない」「タバコを吸っても、自分は癌になっていない」など、依存による害についてのことを小さく評価したり、歪めてかんがえたりし、自分の問題点を否認します。

「最近は回数減ったから大丈夫」など周囲の方も共同依存してると、問題点あるのにもかかわらず、過小評価してしまう場合があります。


「やめさえすれば大丈夫」という否認の考え方

こちらは「酒をやめれば元通り働ける」「クスリをやめれば家族も自分も問題ない」など依存した直接的な問題以外の、働かないや暴力などの第二の問題点も否認します。

また周囲の人が「酒さえやめればいい人である」など否認する場合もあります。

この否認についてのほとんどが依存し続けたいための言い訳のために否認することが多いです。

他にも
「世の中、面白くないことばかりだ」  (世の中のせいで依存し続ける)
「私はかわいそうな人なの」  (だから依存し続けても仕方ないの)
「人間は誰だって死ぬんだ」  (だから依存し続けても同じだ)
「使っていれば落ち着くんだ」  (だから依存し続けるメリットがある)
「法律に違反しているわけではない」  (だから依存し続けてもよい)
等の症状があります


否認


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