▼「葉酸」とは・・・
ビタミンB群の一種である葉酸に、抗うつ薬の作用を高める働きが期待されています。
抗うつ薬への反応が悪い人が、抗うつ薬といっしょに葉酸を摂ると、60%程度だった抗うつ薬の反応率が90%程度にまでアップするという研究結果も報告されています。
実際の医療現場でも、抗うつ薬の処方とともに、葉酸の摂取をすすめるところもあるようです。
葉酸は、別名“ビタミンM”(MENTALの頭文字)ともよばれ、単独でも精神面で良い影響をもたらします。
最近では、うつ状態にある患者の8割以上に、葉酸の欠乏状態がみられたとする研究報告も出され、葉酸の精神面への働きが一層注目されるようになっています。
精神的に抑うつや不安が強く不安定な人は、葉酸をはじめとするビタミンB群を積極的に摂ると良い作用を期待することができます。
それほど、ビタミンB群は、神経系に大きな影響を与えるといわれています。
葉酸
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