▼「メチオニン」とは・・・
うつ病になると、「自分はもうダメ」「消えてしまいたい」と考えるようになります。
このようなときに、脳内で増加している物質が、ヒスタミン。
ヒスタミンは、強迫された感じや暗く悲しい気持ちを生じさせる脳内神経伝達物質。
心のバランスが乱れ、ヒスタミンが優勢になったときには、メチオニンを摂って気持ちを静めてあげましょう。
メチオニンはアミノ酸の一種で、血中のヒスタミン濃度を下げる働きや、自責感や無気力といったうつ病の症状に良い作用をもたらすことが期待されています。
また、メチオニンは、セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンなど、うつ病を改善させる作用を持つ物質を作るときにも欠かせない物質。
メチオニンは、レバー、カツオ、マグロ、大豆、ゴマ、カシューナッツなどに多く含まれています。
神経伝達と代謝に欠かせないビタミンB12とメチオニンを一緒に摂れば、うつで落ち込んだ気分を改善することが期待できます。
ちなみに、ビタミンB12を豊富に含む食品は、シジミ。
シジミの味噌汁は、大豆のメチオニンと、シジミのビタミンB12を同時に摂れる、心にとても良い料理です。
メチオニン
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