治療


治療のご説明

「治療」とは・・・

治療に向けての取り組み

既に触れたようにアルコール依存症の治療法は現在のところ断酒(断酒によって社会性を再獲得する)以外に無いです。

しかし、依存性薬物であるアルコールを断つ事は並大抵の努力ではなく、一生涯これを続ける事は想像以上の困難を伴います。

この為、断酒をサポートする様々な試みがなされています。

断酒会

アルコール依存症患者とその家族によって作られた自助グループ。

会費制で、組織化されており、外部に対してもオープンな姿勢を取っている日本独自の団体。

断酒を続ける事を互いにサポートし合い、酒害をはじめ、アルコール依存に対する正しい理解・知識を広く啓蒙する活動を行っている。

断酒会の原型であり、基本テキストである通称ビッグブックは、70ヶ国以上に翻訳されている。

アルコール依存からの回復の為に「ミーティング」と呼ばれるグループワークや、「12ステップ」という回復のプログラムを用いる。

プライバシーを守るため、また、個人よりも原理を優先させるために、フルネームは名乗らない。

よって断酒会とは異なり、名簿や会費もなく組織化もされない。

アルコール依存症者のみが参加できるクローズド・ミーティングと、家族や医療関係者など外部の人も参加できるオープン・ミーティングがある。

更に、女性だけのミーティングや若者だけのミーティングもある。

抗酒薬

地元の都道府県の精神保健福祉センターや最寄りの保健所ではアルコール依存症に関する無料相談を受けており、専門の病院を紹介してくれる事もあるので、困った時は1人で悩まず気軽に相談するといいでしょう。




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