▼「自己破産後は?」とは・・・
破産の手続きは司法書士に依頼すると内容にもよりますが、費用は報酬と実費合わせて20万〜30万円程度をはらうことになります。
自分の住所地の地方裁判所に破産と免責の申し立てをすると1,2ヵ月後に申立人が破産すべきかどうかの審問があります。
その審問の数日後には破産手続開始決定されます。
ここで申立人に財産がなければ同時廃止といって破産手続きが終了します。
ある程度の財産があれば管財事件といって財産は破産管財人に管理され換金処分がされます。
申立から免責が降りるまでは同時廃止の場合半年、管財事件になれば換金処理に時間が掛かるので3〜5年かかってしまいます。
破産することに抵抗を感じる方はきっと多いことだと思います。
しかし、一般的に破産したことが住民票や戸籍に載ることはありませんし、資格や居住も免責を受けた後は何も制限されることはありません。
破産を薦めているわけではないですが、それでこれからの人生が今までより充実したものになるのならば、あなたにとって自殺などを考えるよりもずっと価値のある選択肢となるでしょう。
自己破産後は?
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