▼「悪徳業者」とは・・・
借金整理手続きには悪徳業者が目を光らせているのでご注意下さい。
実際にあった事件の例で、多重債務者救済をうたったNPO団体が、多重債務者に電話で勧誘し借金整理の為の事務手数料名目で金銭を振り込ませるが、実際は借金整理など全く行なっていなかった。
こうした被害の場合、ほとんどが記載された所在地に事務所は無く、電話も転送されている事が多いです。
これらの悪徳業者は、まっとうな活動をしている救済団体となかなか見分けがつかないのが現状ですが、費用などを請求された際、何の費用なのか、手続きは誰がするのかについての説明を求める事が見分ける方法のひとつです。
悪徳業者と手を組む弁護士・司法書士もいます。
本来、依頼者に味方になってくれる筈の弁護士、司法書士。でも彼らの中には、悪徳金融業者と手を組み債務者を食い物にする連中もいるのです。
提携弁護士、提携司法書士、と言ったりしているのですが、彼らは、悪徳金融業者と手を組み、
金融業者に有利な内容で和解する
自分は全く法律手続きに関与せず、資格に無い人間に債務整理をさせる
自分の事務所に金融業者等を駐在させ、債務整理をすると見せかけて他の金融業者を斡旋する(整理屋)
など、表面上は債務者の相談に乗るふりをして、高額な相談料や法律手続き代金を請求しているのです。
これについてもまっとうな活動をしている弁護士、司法書士と区別がつきにくいですが、相談に行った際、法律家ではなく、事務員が全て対応するような所には気をつけたほうが良いでしょう。
悪徳業者
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