▼「住宅ローン」とは・・・
住宅ローンは、公的ローンと民間ローンに分けられます。
(1)公的ローン
現在、住宅金融公庫と財形住宅融資がありますが、公庫は平成19年4月1日に独立行政法人住宅金融支援機構に移行し、新規の貸し出しは行わなくなります。
住宅金融公庫は、最長35年の固定金利で、物件の構造などによって金利や限度額が設定されています。1物件1申込制。
財形住宅融資は、会社で財形貯蓄(種類を問わず)を1年以上継続し、残高が50万円以上ある場合に利用することができます。特徴は、5年ごとに適用金利を見直す5年固定金利制。当初5年間は、借入申込日現在の金利が適用されます。借入限度額は、財形貯蓄残高の10倍まで(最高4000万円)、物件価格の80%までです。
(2)民間金融機関と公庫が提携したフラット35
フラット35は、長期固定金利、年収や勤続年数などの借入基準が比較的緩やか、公庫が定める技術基準をクリアした物件にのみ融資など公庫と共通した特徴がある民間ローンです。ローン保証料と繰上げ返済手数料が無料で、金利は金融機関により異なります。
(3)民間ローン
民間ローンは変動金利や固定金利選択型が中心で、長期固定金利よりも低利で借りられることが多いです。公的融資やフラット35では、物件価格の2割の頭金が必要ですが、民間融資では要件を満たせば頭金なしでも借りられる場合があります。各社で多様なサービスを展開しており、ローン保証料や団体信用生命保険料が無料、病気や失業などによる収入減の保障付きなどがあります。
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